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Uターン転職のやり方を解説!交通費の節約方法や企業の探し方を紹介【実体験から語る】

Uターン転職 やり方

自分はこれまでにUターン転職、独立してUターンと2回ほどUターンを経験しました。

「地元に帰りたい」と都内に住んでいる友達からよく相談を受けますが、Uターン転職はやっぱりハードルが高いとイメージされがちです。

 

「Uターン転職したい」と考えている方の参考になるように、

  • 交通費を抑える方法
  • 求人の探し方
  • 転職活動と並行しての引越し

などのUターン転職をするにあたって役に立った自分の経験をご紹介します。

Uターン転職活動で交通費節約するポイントは?日程調整はどう行う?

Uターン転職で気になるのは交通費と日程調整ですよね?!?!!?!

 

実際に自分もUターン転職するとき鬼めんどかった記憶がある。。。

遠いし、お金もかかるし、休みとって帰ったとしてもそんなに何社もまとめて面接できるのかなって感じですよね。。

 

先に自分の体験談をお話ししておくと、3社面接して2社から内定をいただきました。

自分は地域おこし協力隊という制度を使ったので、一般の民間企業とは少し違いますが。

 

それぞれの進め方は、以下のような感じでした。

  • 1社目:福岡の自治体だけど、都内で1回面接して内定
  • 2社目:福岡の自治体で、兄貴の結婚式で帰るタイミングで日程調整してもらって1回の面接で内定
  • 3社目:熊本の自治体で、1次面接と2次面接を1日で同時に行う。市長とケンカになり不合格

自分が行ったポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 都内で面接してもらう
  • 自分の帰るタイミング(帰省・結婚式)で面接調整してもらう
  • 複数面接する場合は、1日にまとめてもらう

とはいえ、自治体関連だったので、ここまでスムーズにできましたが、民間企業に転職する人がほとんどだと思うので、民間企業で行う場合に気をつけるポイントを紹介していきます!

  • web面談をしてくれる会社を探す
  • 結婚式・帰省のタイミングに合わせて面接する
  • 自治体のフェア等を活用する

それぞれ詳しく見ていきます。

web面談ありの会社を狙う

このご時世だと、割とどこの会社でもweb面談やってくれるので、Uターン転職者には嬉しい状況。

 

自分が今転職活動してるんですが、近場の企業でもweb面談が多いですね。

 

web面接で完結 or 最終面接だけ対面という感じです。

なので、web面接で完結するなら、通常の転職活動と同じで面接の日程調整だけ行えばスムーズにUターン転職が可能!

結婚式・帰省のタイミングに合わせて面接する

次に狙い目なのは、結婚式・帰省のタイミングに合わせて面接を実施してもらうことです。

逆に近々結婚式や帰省することがある人は、人生の節目が早めに来たと思ってUターン転職活動しちゃいましょう!

 

自分はこの方法で面接をしてもらったので、転職活動のためだけに交通費を払うことなくすみました。

 

休みが取りにくい会社で働いていたとしても、結婚式・帰省だと合わせて休みも取りやすいと思うので、この方法はマジでおすすめです。

自治体のフェア等を活用する!往復の面接の交通費が出ることも

穴場なのが、自治体の就職フェアのイベントにきている会社に転職活動を行う方法です。

 

今のご時世だとあんまりイベントやってないかと思いますが、日常に戻ると、割とUターン・Iターン者向けに、自治体が共同で転職フェアをやってます。

 

自分がUターン転職した時も、自治体主催で開催しているフェアがきっかけでした。

 

フェアにに出てきてる会社は、採用したいと考えてる企業なので、割と往復の交通費を負担してくれる場合が多いです(明確なデータではなく、肌感覚ですが)

 

フェアで企業ブースがあると思うので、そこで話してみて、気軽に面接どんな感じにやってるかを聞いてみて、雰囲気掴んでみるのがおすすめですよ!

転職エージェントを活用すると面接日や交通費の調整をしてもらえる

実際にUターンでの転職活動をしていると大変だと感じたのは、面接日の日程調整と交通費が出るのかなという2点でした。

 

Uターン転職なので、ある程度日程調整は企業も調整してくれますが、交通費は出るかどうかは企業次第です。。

自分が大学時代に大阪から東京へ就職活動している時は出ないこともありました。。。(そういう企業選んでるんだろと言われたらそれまでですが)

 

正直なところを言うと、これから一緒に働く会社の人に対して、日程や交通費の調整はしづらいのがところです。

なので、その辺りの調整は転職エージェントに調整してもらうのが一番です。

 

普通に働きながら転職活動は割と大変なので、秘書的な存在としてエージェントの人に協力してもらいましょう!

 

Uターン転職で登録しておくべき転職エージェントは主に以下の2つの種類になります。

  • リクルートやマイナビなど大手で求人数が多いエージェント
  • エリアに特化したエージェント

Uターン転職は、どうしても都内よりも求人数が少ないので、扱っている求人数が多い大手は一社は登録しておくのがおすすめです。

 

大手エージェントに登録した後は、エリアに特化したエージェントがあるかを探してみましょう。

 

自分が住んでいる福岡だと、福岡転職プラスという福岡に特化したエージェントサービスがあります。

このエージェント経由で転職はしませんでしたが、担当者の方も非常に熱心で職務経歴書の体裁を整えてくれたり、「あの会社の人事の人が〇〇ができる人探してたんで、プッシュしておきますね」と手厚い対応をしてくれました。

 

エリアによってあるかどうかは別ですが、もしエリア特化のエージェントがある場合はぜひ活用しましょう。

Uターン転職での企業の探し方は?

地方に行けばいくほど、求人数はどうしても少なくなってしまうため、Uターン転職では企業の探し方が通常の転職活動よりも、より重要になります。

 

企業の探し方は、以下の3つが主になるかと思います。

  • 転職エージェント・転職サイトから探す
  • 自治体主催の就職フェアに参加する
  • 地元で働いている友達に紹介してもらう

それぞれ見ていきましょう。

転職エージェント・転職サイトから探す

まずは王道で、転職エージェントからの紹介、転職サイトの活用ですね。

 

リクナビネクストとかの転職サイトは、全国のたくさんの求人が紹介されているので、Uターン転職するエリアにどのような求人があるかを確認するために使いましょう。

 

リクルートエージェントなどの転職エージェントは、あなたの希望にあった条件の求人を紹介してくれます。

 

転職サイトも転職エージェントもどちらも活用しつつ、できるだけ多くの求人を探すのがポイントです。

 

転職サイトで気になる求人があった場合、転職エージェントに取り扱っている求人か聞いてみるといいですよ。

もし取り扱っていたら、そのまま企業にプッシュしてもらえます。

 

転職サイト:自分が気になる条件で求人を探せる

転職エージェント:エージェントからあなたの適性にあった求人を紹介してもらえる

 

転職エージェントにも相性があるので、いくつかの転職エージェントに登録してみて、相性が良さそうな人に絞って転職活動を進めていくとスムーズですよ。

自治体主催の転職フェアに参加する

自治体主催の転職フェアには、特定のエリアの企業が集まっているので、一度で多くの企業に会うことができます。

 

ネットでの転職活動が当たり前になってますが、企業の担当者の方と話すことで、より詳しい企業の事業や企業の雰囲気などを知ることができます。

また、転職フェアに出展するくらいなので、ただ転職サイトに掲載しているだけの企業よりも採用に対して力を入れています。

 

自分が思ってもいない企業にも会えるので、もし転職フェアなどが開催されていたら、参加してみるのをおすすめします。

 

このご時世なので、あまり開催されていないかもしれないので、その場合はUターン転職するエリアに就職支援センターなどがないかを確認してみるのもありです。

 

自分が住んでいる福岡だと、福岡県若者支援センターでUターン転職の相談に乗ってもらえるそうです。

もし希望するエリアに似たようなセンターがあれば、民間の転職エージェントとは違う支援がしてもらえそうなので、一度相談してみるとよさそうです。

地元で働いている友達の会社を紹介してもらう

意外と穴場な転職活動の方法ですが、エリアに住んでいる友達が勤めている会社に採用をしているかを聞いてもらうと、トントン拍子で決まることが多いです。

 

実際にこの方法で転職した友達が数人いますし、転職後に昇格して給料もだいぶアップしていい感じの友達もいます。

 

リファラル採用というと今時でカッコイイですが、地方ではそんな言葉使いません笑。

 

帰省したタイミングや結婚式で久々会った時などに話してみるといいですよ。

実家の家業継いで社長候補になってる人もいたりするので、地元ネットワークはガンガン使っていきましょう!

内定が決まったら!引越しも伴うため注意が必要

めでたく内定が決まったら、続いて、引越しというイベントがUターン転職には待ち構えています!!

 

ただでさえ、転職活動大変なのに、これから引越し準備なんて。。。

 

スケジュールをザックリまとめると以下のような感じになります。

  • 退職手続き
  • 引越し先の転居を決める
  • 今住んでいる部屋の解約
  • 荷物まとめる
  • 引越し先の諸々手続き(電気、ガス、ネット等)

た、た、たいへ〜ん!!

 

ちなみに自分は、引越し先の部屋をみらずに決めました(男気)。

部屋を見るためだけに帰ったりするのは面倒だったし、仕事もしているとそんな暇もなかなかないですよね。。。

 

その場合は、間取りとか見てイメージ掴むしかありません。

普通の引越しでも、人気物件の場合は内見せずに決める場合もあるので、思ったよりも気にならない部分かなと思いました。

 

働いている会社にもUターン転職を切り出すと、なかなか引き止められることもないのかなと思ってます。

 

退職手続き、転居先の決定となると、あとは、通常通りの引越しの手続きに。

注意点とすると、遠方への引越しは、引越し代がめちゃ高くなるので、できるだけモノを減らしておくのがおすすめです。

移住に関連する補助金もあるので探してみて

Uターン転職する際は、ぜひとも自治体の補助金を探して活用してください!

 

自分が住んでる福岡でも、諸々の条件がありますが、

  • 単身移住:60万円
  • 世帯移住:100万

の補助金がもらえます…!

 

東京圏から福岡県へ移住を考えている方へ!移住支援金を活用し、福岡県で働きませんか?

 

どこの自治体でも割と実施していると思うので、探してみてください。

 

ここまでUターン転職の方法について説明してきました。

 

改めてポイントをまとめます。

  • 転職エージェントやサイトだけでなく、自治体主催のフェアや友達の紹介など、求人をとにかく探す
  • web面談やエージェントに交通費の支給に関して交渉してもらい、転職活動に係る費用を抑える
  • 移住に関する補助金を探してみる

 

では、Uターン転職以外で地元へ帰る方法はないのでしょうか?

Uターン転職以外での方法で地元へ帰る方法について紹介していきます。

Uターン転職以外で帰る方法はある?

地元に帰るための方法としては、Uターン転職以外にも以下の2つがあり、個人的には割とおすすめです。

 

  • 近場の都会に転職するJターン転職
  • 独立するタイミングで帰る

それぞれ説明していきます。

近場の都会に転職するJターンもおすすめ

Uターン転職での懸念点としては、

  • 都会でやってたような仕事がない
  • 仕事があっても給料が安い

の2つかなと思います。

 

自分が関わってるweb系の職種はやっぱり都内が多いですね。。。

いとこが出版社で働いてるんですが、その辺りの職種も地方にはなかなかないと言って東京から帰るのは難しいと言ってました。

 

あと、やっぱり給料が低いから、独身ならまだしも結婚してると厳しいという友達の声も聞きます…。

 

なので、そういう時は、地元から近い地方都市へ転職するのがおすすめです!

仕事の幅や給料も都会ほどではないですが、ある程度選べるレベルにはなります。

 

自分の地元が佐賀なんですが、リクナビネクストで求人数をみてみると361件。

お隣福岡だと福岡市だけで、1590件と約5倍にまで求人数が増えます!

 

 

ピンポイントで地元には帰れないですが、通勤できる範囲や週末帰るにはちょうどいい距離にはなるので、Jターン転職も候補として考えてみるのはありかなと思います。

 

Jターン転職については、実際の体験談を紹介しているので合わせて読んでみてください。

東京から福岡へJターン移住(転職)して2年半経って思ったこと

独立するタイミングで帰るのもあり

地方で暮らしていると、この方法で帰ってくる人が多いなと感じます。

 

自分の例でいくと、webフリーランスとして独立して、地元にサクッと帰りました。

webフリーランスはパソコン一台あればどこでも仕事ができるので、身軽に帰れます。

 

他にも、飲食店で働いていた人が地元でお店出したり、福祉関係で働いていた人が訪問介護の会社起こして地元でサービス展開したりなどなど。

 

独立であれば、転職活動は必要ありません。

ただ、独立のための準備が必要なので、そっちの方が大変かもしれませんが、、。

 

個人的には、webフリーランスとして独立するのは取り組みやすいかなと思っているので、挑戦してみて欲しいなと思います。

 

未経験の方でも、web企業に転職して経験積んだり、副業でブログ始めてみるなど挑戦のハードルは低いので、検討してみてください。

Uターン転職のやり方まとめ

今回の記事では、Uターン転職のやり方について紹介しまたした。

 

改めてポイントを整理します。

  • 求人数が都会より少ないので情報収集が鬼重要
  • web面談やエージェントを活用して交通費を節約
  • 引越しに関する移住の補助金があるかを確認してみる

転職活動に加えて、引越しなどUターンは通常の転職活動よりハードです。

大変ですが、それ以上に「いつか帰りたい」を現実にでき、自分に大きな自信を与えてくれます。(個人的にはそう思いました)

Uターン転職の実現のためには求人をいかに見つけるかが重要なので、転職サイト・転職エージェントに今すぐ登録して、あなたに合った求人を探しましょう!

 

もし

  • Uターン転職のやり方がわからない
  • 共感してもらえる人が周りにいないので話を聞いてほしい
  • Uターン転職の体験談を聞きたい

こんな悩みをお持ちでしたら、自分にいつでも相談してください!

TwitterのDMや問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!!

ABOUT ME
阿部 将英
フリーライター・メディアディレクター。 『大牟田ひとめぐり』編集長。1990年生まれ、27歳のときに独立しました。