
2017年のプロ野球は、いよいよ日本シリーズが開幕しますね。
クライマックスシリーズがセ・パともに終了し、2017年の日本シリーズはソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズの対決。
クライマックスシリーズで1位以外のチームが勝ち上がると、クライマックスシリーズの是非について問われることが増えます。
でも正直なところ、ここまでクライマックスシリーズが盛り上がりを見せると無くしてしまうことは現実的ではない。
そこで、今回は改めて前から話題に上がっている「プロ野球の地区制」を考えていきたいと思います!
個人的には、地区制を導入することで、クライマックスシリーズの問題やセリーグのDHの問題も解決すると思っています。
地区制とは?

2004年のプロ野球再編問題が起こった頃から、少しずつ話題に上がるようになった「地区制」
現在プロ野球は、2リーグ制でそれぞれ6チームずつになっています。
セリーグ:広島、阪神、DeNA、巨人、中日
パリーグ:ソフトバンク、西武、楽天、オリックス、日ハム、ロッテ
地区制は、メジャーリーグで導入されています。
日本で地区制を導入する場合、12球団を1つのリーグにし、それぞれ3つの地区に分けます。
東地区:日ハム、楽天、ロッテ、西武
中地区:巨人、横浜、ヤクルト、中日
西地区:ソフトバンク、広島、阪神、オリックス
試合方式:12チームによるリーグ戦で全144試合
同地区の3チームとはそれぞれ16試合(ホーム8試合、ビジター8試合)
他地区の8チームとはそれぞれ12試合(ホール6試合、ビジター6試合)
ポストシーズンは、それぞれの地区の優勝チームとワイルドカード(各地区の2位の勝率1位のチーム)の計4チームによるトーナメント
①地区優勝勝率1位チームvsワイルドカード
②地区優勝勝率2位チームvs地区優勝3位チーム
①の勝者vs②の勝者
試合は7試合で、勝率の高いチームのホームコートアドバンテージ。
CSやDHの問題が解決

クライマックスシリーズでは、以下の問題がよく取り上げられています。
- 1位チームの日程が空きすぎる
- アドバンテージ1勝
- 一方のホームで開催
地区制を導入することで、それぞれのチームがイーブンの状態で日本一を目指すことができます。
さらに、最近はセリーグでもDHを導入すると話題になっています。
この問題も、1リーグ3地区でDH制を取ることで解決します。
2017年のペナントレースが地区制だったら
2017年のペナントレースが地区制だった場合は、以下の順位表になります。

西地区優勝:ソフトバンク
東地区優勝:西武
中地区優勝:DeNA
ワイルドカード:広島
西地区のレベルが高いですね!
「阪神は中地区にいたら優勝だった」みたいな意見が出て、それはそれで議論になりそうですね。。。
終わりに
個人的には今の2リーグ制より、地区制の方が面白そうと思います。
ぼくがプロ野球より、NBAを先に見始めた影響もあると思いますが。
NBAには、こんな言い伝えがあります。
「レギュラーシーズンでスターと記録は生まれるが、レジェンドが生まれるのはプレーオフから先」
プロ野球で言う「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれるようなパフォーマンスですね。
もっともっとプロ野球が盛り上がるような制度ができていってほしいです!
スポナビ
