SBI証券は、IPOの取り扱い数が多く、主幹事数も豊富で独自のポイント制度もあり、IPO投資をするなら開設しておきたい証券口座です。
今回の記事では、SBI証券でのIPOの買い方や独自のポイント制度、SBI証券でIPO投資を行うメリットを紹介していきます。
SBI証券でIPOの買い方の全体図
SBI証券でIPOの買い方を紹介していきます。
全体の流れとしては、以下のように。
- 口座開設
- 書類が届いたらログイン
- ブックビルディングから需要申請
- 購入期間中に購入
- 上場当日成行で売る
それぞれ詳しく紹介していきます。
口座開設
まずは株取引を行うためにSBI証券の口座開設をしていきましょう。
コロナをきっかけに株を始める人が増え、口座開設に時間がかかるようになっているので、早めに申し込むのがおすすめです。
簡易書留が届いたら、ログイン設定
ネットから申し込みをしても、実際にログインや取引をするには、簡易書留で送られてくる書類に記載されているIDやパスワードが必要になります。
SBI証券でIPOを申し込む際は、事前入金が必要になるので、資金を入金しておきましょう。
住信SBIネット銀行からだと即時入金ができました。
出金には、翌営業日くらいかかります。
ブックビルディングから需要申請する
入金を行ったら、ブックビルディングから需要申請をしていきましょう。
国内株式のところから「IPO・PO」を選択します。
続いて、「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」をクリックします。
この下のところに直近のIPOの銘柄が並んでいるので、申し込みをしたい銘柄があるか確認できます。
銘柄を確認し、「ブックビル申込」を選択します。
次に、以下の4つを入力する必要があります。
- 申込株数
- 価格
- IPOチャレンジポイント
- 取引パスワード
申込株数は、100株単位で選べるため、希望する株数を入力します。
価格は、ストライクプライスを選びましょう。ストライクプライスとは、どのような価格でも購入する意思があることを示す価格になります。
IPOの価格は、基本的に上限価格で決まるため、上限価格を下回る価格で申込をすると当選確率が下がってしまいます。
IPOチャレンジポイントは、少額で利用しても効果がないため、基本的には使用せずに貯めておきましょう。
先ほどの4つの項目の入力を終えると、確認画面に移るため申込ボタンをクリックします。
申込受付の画面になるため、問題ないか確認します。
申込しているIPOを確認するには、「ブックビル申込」を確認しましょう。
上記の画像のように「取引 訂正」になっていたら申込ができています。
抽選結果確認
申込を終え、抽選結果発表当日に結果を確認しましょう。
メール等でお知らせは来ないので、管理画面にログインする必要があります。
申込を行った時と同じように「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」をクリックします。
銘柄の横に抽選結果で、箇所に当選か落選かが確認できます。
その前に落選していたら、IPOチャレンジポイントが増えているので、そこでわかってしまいます笑
購入期間中に購入
当選していたら、購入期間中に購入しましょう。
購入期間は、抽選結果発表の翌日から3営業日程度なので、忘れないように。
当選していたのに購入忘れはもったいなさ過ぎる。。。
上場日当日成行で売る
購入手続きが完了したら、上場日当日に成行で売却するのがおすすめです。
理由としては、IPO株は初値で公募価格を上回ることが多いからです。
今後のことを踏まえて保有しておいてももちろんいいですが、株初心者の方は初値売りがおすすめです。
ここまでSBI証券のIPOの買い方・手順を紹介してきました。
- 口座開設
- 書類が届いたらログイン
- ブックビルディングから需要申請
- 購入期間中に購入
- 上場当日成行で売る
続いて、SBI証券のメリット・デメリットを紹介していきます。
SBI証券のメリット!取り扱い数や主幹事数が多い!
SBI証券のメリットは、IPOの取り扱い数・主幹事数が多いことです。
主幹事証券とは、上場におけるパートナーのような存在の証券会社です。
そのため、主幹事証券は割り当て数が多くなるため、当選確率も高くなります。
主幹事数がSBI証券は多いため、ぜひとも開設しておきたい証券会社です。
IPOチャレンジポイントで当選確率アップ
SBI証券には、IPOのチャレンジポイント制度が存在します。
IPOに申込をして落選した場合、1ポイント獲得できます。
このポイントを活用することで、IPOの当選確率を高めることが可能です。
ただし、いくらポイントを使えば当選確率が上がる等の記載は公式にはされていないので、使うタイミングには注意しましょう。
IPOの銘柄の人気度合いで変わりますが、300〜500ポイント程度は必要だと言われています。
年間で約80程度のIPOがあるので、コツコツ貯めていきましょう。
SBI証券のデメリット!事前入金が必要
デメリットとしては、当たり前のことで仕方ないのですが事前入金が必要になることです。
事前に証券口座へ入金しておく必要があるため、資金が限られている場合、IPOに応募する際資金の移動の手間がかかります。
主幹事数や取り扱い数が多い証券口座なので、ある程度の資金はSBI証券に入れておくのがおすすめです。
事前入金を行わずに応募できる証券会社もあるので、有効活用しながらIPOに応募していきましょう。
SBI証券は当選後のキャンセルでもペナルティなし
SBI証券は、当選後にキャンセルしてもペナルティがありません。
証券会社によっては、当選後のキャンセルにはペナルティが設定されている場合があります。一ヶ月のIPO申込の停止や申込している他の銘柄のキャンセルなど。
なので、もし申込前に申込か迷っている場合は、申し込んでおいて抽選後に購入するかを検討しても問題ありません。
SBI証券は、IPOをするなら開設しておきたい証券口座
SBI証券は、IPOの取り扱い数・主幹事数が多く、IPO投資を行うならぜひ開設しておきたい証券口座です。
外れたとしてもIPOポイントが貯まるので、コツコツ貯めて当選を狙っていきましょう!
IPO投資におすすめな証券会社については、「IPO投資の始め方を解説!おすすめ証券会社6つを紹介」で詳しく紹介しています。