SMBC日興証券は、IPOの取り扱い数や主幹事数も多く、1人1票の完全平等抽選なので、ぜひ開設しておきたい証券会社です。
今回の記事では、SMBC日興証券でのIPO投資の始め方やメリット、デメリットを紹介していきます。
SMBC日興証券でIPO投資を始める手順の全体図
手順としては、以下の流れになります。
- 口座開設
- 簡易書留が届いたらログイン&入金
- ブックビルディングから需要申請
- 購入期間中に購入
- 上場当日成行で売る
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
口座開設する
SMBC日興証券は、ネット上で申込手続きが可能です。
その場合、以下の2種類のものが必要になるので、準備しておきましょう。
- マイナンバーカード or 通知カード
- 本人確認書類(免許証 or パスポート)
申込手続きから数日でログイン情報に関する書類が届くので、しばし待ちましょう。
簡易書留が届くのを待つ!ログイン設定&入金
数日経つと簡易書留で書類が届くので、ログインして取引ができるように入金を行いましょう。
ネット銀行から入金できますが、入金から反映まで数日かかるので、申込したい銘柄がある場合は、早めに対応するのがオススメです。
入金されていないせいで申込できないのは悲しすぎるので。。。
ブックビルディングから需要申請する
SMBC日興証券は、事前に入金が必要なので、入金が反映されてからIPOの申込ができるようになります。
入金が反映されたら、早速手続きに進んでいきましょう!
お取引のタブをクリックします。
すると、新規公開株の欄があるので、そこから需要申込をしていきます。
次に進むと、需要申込ができる銘柄が出てきます。
銘柄を選択して、需要申告をしていきます。
注意事項を確認し、進めていきます。
申込の株数は、100株単位なので、希望の株数を入力します。
申込価格は仮条件の上限を入力します。
仮条件の上限で申し込む理由としては、もし下限で申込をしていて、公募価格が上限価格になった場合、抽選対象外となってしまい落選してしまいます。
IPOのほとんどが上限価格になるため、当選したい方は上限価格で申告しておきましょう。
内容を確認します。
内容を確認できたら、申告画面に移るので、申告ボタンをクリックしましょう。
これで需要申告ができました。
銘柄一覧を見て、申告済になっているのが確認できます。
抽選結果確認
購入期間中に購入
申込申告をしたら、抽選結果を忘れずに確認しましょう。
抽選結果発表から3営業日程度なので、抽選結果を確認して購入しましょう。
SMBC日興証券は、事前に入金してIPOに参加するので、資金を移動せずにそのまま購入できます。
上場当日成行で売る
購入したら、上場日当日に成行で販売注文をしておきましょう。
IPO投資は、約8割の確率で初値が公募価格を上回るので、その売却益を狙います。
もちろん銘柄の将来性を加味して、保有し続けるのもありです!
上場当日に成行で売却する際の注意点としては、当日初値がつかない場合、翌日に再度販売の注文をしなければいけません。
当日初値がついたかどうかは確実に確認しておきましょう。
ここまでSMBC日興証券のIPO投資の手順を紹介してきました。
改めて手順をまとめます。
- 口座開設
- 簡易書留が届いたらログイン&入金
- ブックビルディングから需要申請
- 購入期間中に購入
- 上場当日成行で売る
続いて、SMBC日興証券のメリットやデメリットを紹介していきます。
SMBC日興証券のメリット!開設3ヶ月は落選しても補欠申込可能
SMBC日興証券は、開設3ヶ月はIPOに落選しても補欠申込が可能になります。
理由としては、SMBC日興証券ではステージ制が設けられており、2回目の抽選はステージに応じた抽選票による抽選が行われます。
開設から3ヶ月はブロンズクラスに該当するため、補欠申込が可能です。
通常のステージ制であれば、預かり資産の残高が3ヶ月平均で250万円以上必要になるので、開設3ヶ月はボーナスタイムと言えます!
開設から3ヶ月ボーナスタイムなので、ひたすらIPOに応募しまくりましょう。
メールでIPO扱い始まったの教えてくれる
IPOの取り扱いが決まったらメールでお知らせしてくれます。
わざわざスケジュールを確認しなくて済むので地味に嬉しいサービスです。
続いてデメリットを紹介していきます。
SMBC日興証券のデメリット!事前入金が必要なので注意が必要
ここはデメリットではないんですが、事前入金が必要なのは当たり前なので仕方ないです。。。
ただ、複数の証券会社からIPOを申し込む場合は資金の移動が必要で面倒。。。
事前入金が不要な証券会社もあるので、そっちに慣れるとちと面倒なのが本音。
IPOに当選した後のキャンセルにはペナルティあり
これも当たり前のことなので仕方ないのですが、当選後にキャンセルするとペナルティがあります。
- 1カ月目応募できなくなる
- 既に他の銘柄で需要申告を行っている場合、すべて無効に
キャンセルする可能性がある銘柄は申込を控えたほうが賢明かなと思います。
あと、地味にですが、振り込み手数料が振り込みをしたネットバンクではなく、証券口座に振り込まれたり、スマホアプリあるけど、IPOはアプリからはできないなどこの辺もどうにかしてほしいなぁとは思いました。
ここのIPOを押すとブラウザに飛ぶ仕様になっています。
SMBC日興証券IPO投資手順まとめ
今回の記事では、SMBC日興証券のIPO投資の手順やメリット、デメリットを紹介してきました。
SMBC日興証券は、IPOの取り扱い数&主幹事数が多い証券会社なので、本格的にIPO投資をやっていきたい人はぜひ開設しておきたい証券会社です。
IPO投資におすすめな証券会社については、「IPO投資の始め方を解説!おすすめ証券会社6つを紹介」で詳しく紹介しています。